
ゴーヤーと言うと、沖縄の健康野菜として近年スーパーでもよく見かけるようになりましたが、糖尿病の食事として取り入れると、血糖値を下げる事が様々な調査から分かってきました。
血糖値を下げるゴーヤーの主な成分は、植物性インスリンのコロソリン酸、ゴーヤーの苦み成分モモルデシンとチャランチンの3つです。
またゴーヤーは糖質が少ないので、ゴーヤー自体に血糖値を上げる要素がほとんどないのも特徴です。
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血糖値を下げるゴーヤー3つの成分 |
![]() ・苦み成分モモルデシン ・チャランチン |
・血糖値を下げるコロソリン酸
ゴーヤーは、最近注目の植物性インスリン「コロリン酸」を多く含み、体内インスリンと同じく血糖値を下げる事が分かってきました。
糖尿病Aさん
ゴーヤーと血糖値 | 2時間後 |
御飯250g | 210mg/dL |
ゴーヤー1/2本 +御飯250g |
160mg/dL |
御飯といった糖質をそのまま摂ると、食後の血糖値は確実に上がっていますが、ゴーヤー関係の食品を一緒に摂ると血糖値が大幅に下がってるのが分かります。
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糖尿病Bさん
ゴーヤーと血糖値 | 30分後 |
ブドウ糖液100g | 200mg/dL越え |
ゴーヤージュース +ブドウ糖液100g |
150mg/dL |
ゴーヤーの食べ方ですが、血糖値を一番下げるのが「生」というデータが出てますのでゴーヤージュースが一番です。
もしもジュースが嫌いでしたらゴーヤーを炒めて食べるようにするのが良いでしょう。
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・苦み成分モモルデシンとチャランチン
ゴーヤーの苦み成分であるモモルデシンとチャランチンは果皮に含まれていて、胃液の分泌を促進して胃を保護したり、血液をサラサラにする効能で知られています。つまり血液の正常化作用から血糖値を下げるという事ですね。

ゴーヤーを使った血糖値を下げる3つの食事メニュー |
![]() ・ゴーヤーチャンプル ・ゴーヤーサラダ(軽く茹でたゴーヤーとツナのマヨネーズ和え) |
ゴーヤーはカリウムも豊富なので、血圧も高い方には一石二鳥と言える食材です。そんなゴーヤーの有効成分を効率よく摂取するためには調理方法に注意して下さい。
ゴーヤーは加熱し過ぎると栄養の30%を失い、水につけすぎると栄養が水に流れ出てしまいますので、調理時間を短くするように心がけましょう。
毎朝一杯ゴーヤージュース!糖尿病の人には必要かもしれませんね。