
糖尿病の方にお勧めしたい食材ベスト5と言えば、大豆と青魚とお酢と海藻そして今回の玉ねぎになります。
玉ねぎはどちらかと言うと脇役的な食材というイメージをお持ちかもしれませんが、血糖値を下げる成分イソアリイン、硫化(りゅうか)アリル、ケルセチンが豊富に含まれています。
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血糖値を下げる玉ねぎの効能 |
![]() ・硫化アリルが血糖値を下げる! ・ケルセチンのよる血液サラサラ効果 |
・目に涙が出る成分イソアリインについて
玉ねぎを切ると涙が出たり、鼻がツンとしたりすると思いますが、これはイソアリインという成分によるものです。
イソアリインは実験結果から、血糖値を下げる成分だという事は分かっていますが、水溶性で水に溶けやすいので、サラダに入れて生で食べたり、溶け出したイソアリインを捨てないようにする事が大切です。
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・硫化アリルが血糖値を下げる!

体内のインスリンの分泌量が少ない、インスリンの出るタイミングが遅く効きが悪いなど・・・糖尿病の主な原因にインスリン抵抗性(血糖値を下げる作用の悪さ)があります。
それを改善してくれるのが玉ねぎに含まれる硫化アリルという成分です。硫化アリルは体内インスリンの働きを促して、インスリン抵抗性を改善してくれます。
玉ねぎを食事メニューに定着させ、血糖値を下げる体質へと改善させていきましょう。
・ケルセチンのよる血液サラサラ効果
生活習慣病の大敵「血液ドロドロ」対策に玉ねぎのケルセチンがあります。ケルセチンはポリフェノールの一種で血液の清浄化を促して血液の抗酸化をしてくれます。
ただ玉ねぎのケルセチンは、玉ねぎの皮に多く含まれていますので、玉ねぎの皮で玉ねぎ茶を作って冷蔵庫に常備させておのが良いでしょう。
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玉ねぎを使った血糖値を下げる3つの食事メニュー |
![]() ・玉ねぎ茶の作り方 ・玉ねぎとゴーヤのサラダ |
酢玉ねぎマリネ(クックパッド)はお勧めですね。
血糖値を下げる食事メニューの添え物として「酢玉ねぎ」は大変有名ですが、マリネ風に仕上げたのが真新しさを感じます。
テレビ(NHK「ためしてガッテン」、日本テレビ「PON」など )でも紹介されていますが、血糖値を下げるお酢との相乗効果により血糖値を下げる効果が高いメニューです。
玉ねぎ茶は、血圧やコレステロールそして血糖値も下げる万能飲料ですが、作るのも簡単で、いつもは捨てる玉ねぎの皮をむいてお湯と一緒に煮出せば出来上がりです。
玉ねぎの皮をたくさん入れて濃い目の玉ねぎ茶を作るのが私のお勧めです。

でもやはり「生」で食べるのが血糖値には一番良い玉ねぎですので、サラダに入れて食べるのが最強です。その際ゴーヤーとお酢を一振りするなどすれば、更に血糖値を下げる事が期待できるかなと思っています。