糖尿病の3つの食事療法の中から、糖質制限食を選択した方の食後血糖値と良好なヘモグロビンA1を続ける秘訣についてまとめておきます。

糖質制限食は非常に単純明確な糖尿病の食事療法です。血糖値を上げる食事=糖質の多い食事ですので、単純に糖質を減らしていく食事療法となります。

ただ食材には少なからずの糖質はあるので、糖質制限食をしたと言っても、完全に食事の総糖質量が0になる事はありません。脳が活動するに十分な糖質量は確保出來ています。

ですので、糖質制限食では食べてはいけない物を覚えて、それを食べないようにすれば誰でも簡単に実施する事が出来ます。

投薬やインスリン注射をしてる方は低血糖の恐れがありますので糖質制限食はできません。医師に要相談です。

糖質制限食と血糖値の動き(食後とヘモグロビンA1c)
糖質制限食と血糖値の動き(食後とA1c)

・食後の血糖値の動き
・ヘモグロビンA1cの動き

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・食後の血糖値の動き

血糖値を上げる栄養成分は糖質しかありません。そこで糖質制限食を実践すると、まずリアルタイムで食後の血糖値に効果が表われます。

通常Ⅱ型糖尿病の場合、人により若干の差はありますが、糖質1gを摂取すると食後の血糖値が約3mm/dL上がる事が確認されています。

例えば、今までおにぎり一個ほどのご飯量(100g)を食べていた方は、ご飯100gは糖質約37gなので、37g×3mg/dL=111mg/dL以上食後の血糖値が上がっていた事になります。

そこで、糖質制限食を実施すると、ご飯の糖質がなくなりますので、今まで上昇していた分の111mm/dLが上がらなくなり、すぐに食後の血糖値が改善されていくのです。

NHKスペシャル「血糖値スパイクが危ない(食後血糖値)」

・ヘモグロビンA1cの動き

糖質制限食は、食後の血糖値を上昇させませんので、今まで毎食後上がっていた血糖値が上がらなくという事になります。

ヘモグロビンA1cとは、1~2か月の平均血糖値ですので、食後の高血糖がなくなれば自然とヘモグロビンA1cの数値も下がります。

勿論、糖質制限食を実施するには注意点もあります。もし今服用中の薬やインスリン注射を利用してる方は中止しないと低血糖の恐れがあります。投薬はすべて食後の血糖値を下げるため、もしくは随時ある高血糖を下げるために服用しています。

もうお分かりだと思いますが、食後の高血糖がない糖質制限食をしてる方は、薬はもう必要ないという事です。薬やインスリン注射をそのまま継続すると、必ず低血糖になりますので即座に中止もしくは糖質制限食はやってはいけません

良好なヘモグロビンA1cを継続する秘訣
良好なヘモグロビンA1cを続ける秘訣

糖質制限食を続ける限り、ヘモグロビンA1cは良い状況が続きます。ただ糖質制限食はリアルタイムで食後血糖値に反映するので、糖質を食べ始めるとすぐに食後血糖値やヘモグロビンA1cも悪化していきます。

そこで良好になったヘモグロビンA1cを長く続ける秘訣ですが、A1cが良好になっても検査は定期的に続けるという事が大切になってきます。

ドクター 糖質制限食:やり方おやつ3つの問題点

いくらヘモグロビンA1cが6.2%未満の良好さを2~3年続けていたとしても、やはり「糖尿病は検査の病気」なのです。

糖尿病が完治することは珍しいので、最低でも半年に一度はヘモグロビンA1cの状態を確認するようにしていきましょう。

そして最後にもう一つ、良好なヘモグロビンA1cを継続する秘訣があります。これはA1cが良好な時だけのお話しですが、たまには糖質を摂ってもいいのですよ。

ラーメン、お寿司、蕎麦、ピザ・・・美味しですよね?たまには食事を楽しむという事も、良好なヘモグロビンA1cを継続する秘訣だったりするです。



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