糖尿病の検査には様々なものがありますが、その中でも糖尿病にとって大切な5つの検査についてです。糖尿病は自覚症状がないので、定期的に糖尿病の検査を実施して、血糖値の状況を常に把握しておく必要があります。

「糖尿病は検査の病気」と言われ、検査結果を見ることで今後の治療方針(食事療法の変更や強化、生活改善の見直し)を決めていく病気なのです。

糖尿病3つの食事療法

糖尿病の5つの検査を知っておこう!
糖尿病5つの検査

①血糖測定
②尿糖検査
③A1cとGAと1.5AG検査
④血中インスリン活性(IRI)
⑤ブドウ糖負荷試験(OGTT)


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①血糖測定

糖尿病と診断されたら血糖測定器は持つべきだと考えます。本体が10,000円~15,000円で1回当たりの血糖測定にかかるコストは100円~120円ほどです。(インスリン治療者は保険適用です)

毎日でなくても、週に1~2度でも良いので今の血糖値はいくつなのか?特に食後の血糖値を確認するのが良いです。糖尿病を改善するには、食後の血糖値をいかに低く抑えるかがポイントなので、食後血糖値を自分で確認するようにしましょう。

②尿糖検査

通常の健康診断では尿糖検査は行われませんが、糖尿病の定期検査では尿糖検査が行われます。陽性(+)か陰性(-)かの判定となりますが、前日の食べ物や飲み物や運動状況などでもかなり違ってくるので、「陽性だから糖尿病」と言うわけでもないです。

ただしその逆もしかりで、尿糖検査で陰性でもヘモグロビンA1c7.0%以上の早期対応が必要な状況という事もあります。

③A1cとGAと1.5AG検査

ヘモグロビンA1cは過去1~2か月の平均血糖値を見る検査、GA(グリコアルブミン)は過去2週間の平均血糖値を見る検査、1.5AG(1.5-アンヒドログルシトール)は過去数日間の平均血糖値と食後の血糖値の状況を見る検査です。

それぞれ期間も違いますが、特に1.5Aは過去数日間の食後血糖値の状況も分かるという点が大きく違います。

基準値は、A1c6.2%未満、GA16.5%未満、1.5AG14.0μg/mL以上となっています。

④血中インスリン活性(IRI)

体内インスリンの分泌量や作用能力(血糖値を下げる能力)を調べる検査です。基準値は空腹時で15.1μU/ml以下です。

血中インスリン活性(IRI)検査を行う事で、インスリン能力が分かり、糖尿病予備軍の早期発見や食事療法の見直しなどの判断にも使われる検査です。

⑤ブドウ糖負荷試験(OGTT)

糖尿病かどうかの最終的な判断にも使われる検査で、空腹時血糖値の測定⇒ブドウ糖75g摂取⇒1時間後⇒2時間後と血糖測定を行います。

こちら糖尿病の診断基準に従って、糖尿病かどうか、食後の血糖値はどうなのか、ヘモグロビンA1cはいくつかなどが検査されます。


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