糖尿病になると一番怖いのが合併症です。糖尿病の合併症と言えば、動脈硬化、高血圧、脳疾患、心疾患などを筆頭に、「目・足・腎臓」に発症する糖尿病三大合併症と呼ばれる恐ろしい合併症も存在します。

今日は糖尿病5つの合併症と合併症にならないための秘策をお話しします。

医師と看護師
糖尿病の5つの合併症
医師

・動脈硬化と高血圧
・脳疾患と心疾患
・糖尿病性網膜症
・糖尿病性神経障害
・糖尿病性腎症


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・動脈硬化と高血圧

糖尿病は血液の病気です。糖尿病の状態が悪いと血管が硬くなるいわゆる動脈硬化が起きてきます。動脈硬化は高齢者に多い病気ですが、糖尿病が原因で血管が老化してしまうのです。

そして血管が硬くなると、血液が流れる時に血管の内壁が外へ膨れなくなり高血圧を発病します。

糖尿病の方の50%は高血圧も併発している事が分かっていますが、糖尿病の合併症と言えばまずこの高血圧に注意しないといけないでしょう。

・脳疾患と心疾患

動脈硬化と高血圧などの糖尿病合併症を併発すると、次の合併症は脳疾患と心疾患になります。脳卒中や心筋梗塞などが糖尿病の合併症として発病しやすくなります。

脳疾患と心疾患は命に関わる事も多いので糖尿病+高血圧になった段階で十分に注意する必要があります。

・糖尿病性網膜症

目のかすすみ⇒視力の低下⇒飛蚊症(ひぶんしょう)⇒突然の黒カーテン⇒失明といった症状が起きるのが糖尿病性網膜症です。

飛蚊症とは、蚊が目の前を飛んでるように見える現象を指し、突然の黒いカーテンとは、一瞬黒いカーテンがかかったように見えなくなる症状を指しています。

また糖尿病網膜症が失明原因の第二位という点も、この合併症が怖いと言われる所以となっています。

・糖尿病性神経障害

足のかゆみ⇒足がつる⇒足のむくみ⇒足のしびれ⇒足の傷が治らない⇒感染症⇒足切断(壊疽)などが、糖尿病神経障害の症状です。冬にこたつに足を入れていたら気が付かない内に火傷した等は、糖尿病神経障害の方によく見られものです。

糖尿病性神経障害になると、足の感覚が麻痺してしまい、足がケガしても気が付かなくなり、傷口から感染症を起こしていまう場合があるのです。

よく病院主催の糖尿病教室などで「足の爪の切り方」を説明していますが、これは傷を作らないための神経障害対策の一つとして行っています。

・糖尿病性腎症

糖尿病性腎症というと、腎機能の低下⇒高血圧⇒解毒作用の低下⇒人工透析です。人工透析は週に3回ほど一回あたり3~4時間も体内解毒に時間がかかります。その間はベッドに寝たきりです。

糖尿病性腎症になると、糖尿病の食事制限に加え、腎臓病の食事制限も加わり、だんだん食べるものが無くなってしまいます。人によっては卑屈になる方も多いようで、かなり厳しい毎日を送らないといけなくなります。

糖尿病合併症にならない秘策
糖尿病合併症にならないために

糖尿病合併症にならない秘策は、定期的に糖尿病検査を受け続ける事です。糖尿病は検査の病気と言われていますが、検査をしてその時の血糖値の状況を把握し続けることが大切なのです。

糖尿病5つの検査血糖コントロール「優・良・可」

糖尿病3大合併症になった方の95%以上は、糖尿病を放置した方だったというデータが出ています。糖尿病は悪化しても症状がなかなか出ない病気です。

糖尿病3大合併症が発病して、目が見えない、足の傷が治らないなどの重篤な症状が出て初めて病院へ行く方が多いようです。そんな事にならないように、糖尿病検査は必ず定期的に行くようにして下さい。



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